元マンチェスター・U監督のアレックス・ファーガソンソ氏が日本代表MF香川真司を成功に導けなかったことに後悔していると、ドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督はイギリス紙『ザ・サン』に語った。イギリス紙『デイリーミラー』が伝えている。
クロップ監督は、3日と4日にスイスのニヨンにあるUEFA(欧州サッカー連盟)本部で開催された第16回UEFAエリートクラブ監督フォーラムに参加。同フォーラムで議長を務めたファーガソン氏と会話をし、香川について語っていたことを明かしている。
「ニヨンでファーガソンに合った。彼はまだシンジを愛していたよ。私に『彼(香川)が活躍できるように導けなかったのは残念なことだ。私は1年目については満足していた』と言っていた。そして2年目は普通、次のステップへと進む必要があるが、シンジはそれができなかった。ファーガソンはそのことについて『(香川を)成功させるべきだった。もったいないことだ』と言っていたよ」
香川は、2012年にドルトムントから、当時ファーガソン氏が率いていたマンチェスター・Uに移籍。1年目はプレミアリーグで20試合に出場し6ゴールを挙げる活躍をみせるが、2年目では、デイヴィッド・モイーズ監督が就任し、リーグ戦18試合に出場しノーゴールで終わっていた。今夏、ルイス・ファン・ハール監督に代わっても出場機会がさらに減ることが見込まれたため、ドルトムントに移籍。復帰戦となった13日のブンデスリーガ第3節のフライブルク戦で、はやくも1ゴールを決めている。