初勝利に笑顔のファン・ハール監督「結果は最高だが改善は必要」

　マンチェスター・Uは14日、プレミアリーグ第4節でホームにクイーンズ・パーク・レンジャーズ（QPR）を迎え、4－0で勝利した。マンチェスター・Uを率いるルイス・ファン・ハール監督が試合後のインタビューに応えている。大手メディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。

　今シーズン、リーグ戦初勝利を手にしたファン・ハール監督は普段の厳しい表情を少し緩めながら「とてもいい再スタートになった。私は試合前に『もう一度スタートし直そう』と言っていたからね。だが我々は常にどうプレーしたかを分析しなくてはならない。もちろん結果は最高だったが、我々はもっと上手くプレーできる」とチームの更なる向上を望んだ。

　同監督は4ゴールを挙げての完勝を振り返り「4－0という結果があれば、喜ぶことが出来る。監督には二度の改善できる時がある。ハーフタイムと試合後だ。しかし今夜はとても上手くプレーし、試合を支配してゴールを決めた。完封したことも重要だ」と攻守にわたってチームが機能したことを語っている。

　最後にファン・ハール監督は「だがもっと直接的にゴールを狙えるし、私はよりそれを好む。いつもそうだが、後半は沢山のチャンスを作っていたのに、それを決めきることが出来なかった。今日は喜んでいるけれどもね」と勝利を喜びつつも、依然として残る課題点を指摘した。

　マンチェスター・Uは21日プレミアリーグ第5節、敵地でレスター・シティ戦に臨む。