マルティネス監督、同点弾のジャギエルカを称賛「最高のゴール」

　エヴァートンは、27日に行われたプレミアリーグ第6節、リヴァプールとの“マージーサイド・ダービー”を1－1で引き分けた。同クラブを率いるロベルト・マルティネス監督は、試合終了間際に劇的な同点ゴールを決めたイングランド代表DFフィル・ジャギエルカを称賛している。

　リヴァプールとの通算223回目のダービーに臨んだエヴァートンは、65分に元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードに直接FKを決められて先制を許した。だが、敗戦濃厚と思われた後半アディショナルタイム、相手クリアボールをダイレクトで狙ったジャギエルカが見事なミドルシュートを決め、敵地で貴重な勝ち点1を獲得している。

　この試合後、マルティネス監督は『エヴァートンTV』のインタビューで「直接見た中で最高のゴール」とジャギエルカのゴールを絶賛した。イギリスメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「私は直に観戦した中であのような素晴らしいゴールを見たことがない。とりわけ、シュートをふかさずに打った身体の使い方が印象的だったね。ここ最近、フィルは周囲から不当な批判にさらされていた。だが、今日は守備面でも重要な役割をこなしてくれた」

　また、指揮官は最後まで諦めずに戦ったチームの姿勢に満足感を示している。

「我々には2つの選択肢があった。『今日は自分たちの日ではなかった』と認めるか、諦めずに戦い続けるかだった。我々は今日の試合で驚くべき信念と個性を示したはずだ」

　最後にマルティネス監督は、前半途中に左足のハムストリングを痛めて途中交代したベルギー代表FWケビン・ミララスについても言及している。

「（けがの状態は）芳しくない。ハムストリングのけがだ。我々は今後24時間以内に彼の状態を見極めるつもりだ。ケビンは好調だっただけに、我々にとって彼の負傷は非常に残念なことだ」

（記事／超ワールドサッカー）