フリット氏がマンチェスター・Uの補強を批判 [写真]=Bongarts/Getty Images
元オランダ代表主将のMFルート・フリット氏が、今夏の移籍市場で史上最高総額の軍資金を投じて大型補強を行ったマンチェスター・Uの同国出身監督、ルイス・ファン・ハール氏を「資金を無駄遣いした」と批判した。28日のイギリス紙『デイリーメール』などの複数メディアが報じた。
1987年のバロンドール(年間欧州最優秀選手賞)に輝き、同年から在籍したミランで6シーズンにわたって黄金期を築いたフリット氏は、オランダ紙『デ・テレグラーフ』に対してコメント。プレミアリーグ第6節を終えて7位と出遅れ、失点数ではリーグ12位タイと不振のマンチェスター・Uについて、今夏の大型補強が成績に反映されていない大きな要因として、問題だった守備の補強を優先させずに攻撃的選手を中心に補強した点を指摘した。
「一体どうして、実績のある監督が(マンチェスター・Uが)必要としていたセンターバック2選手を補強せずにシーズンを迎える事ができたのか。私は未だに、ファン・ハールの補強に驚いている。中盤と攻撃的選手だけを補強するなら、プレミアリーグのレベルの高さを過小評価していることになる。イングランドのサッカー界で上位争いに食らいつきたいなら、まずは基盤となる守備から始め、家の屋根作りは最後でいいはずだ。だが、彼はその逆のことをした」
「ネマニャ・ヴィディッチをインテル、リオ・ファーディナンドをQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)に放出したのであれば、新たにセンターバックを補強する必要があるのは明らかだ。2億ポンド(約374億円)もの軍資金がありながら、実績のあるセンターバックを補強しないというのは、プレミアリーグを間違った視点で見ているということだ」
「守備に故障者を抱えているマンチェスター・Uの現状は悪化している。ファン・ハールは空いた穴を埋めながら指揮している。守備を補強せずに故障者を抱えているのなら、間違ったことをしているということだ。ファン・ハールは今、反省しているだろうし、彼は今の守備陣が世界屈指のストライカーを相手にしているのを目の当たりにしている。イングランドのサッカー界には他国には存在しない法則がある。彼が守備の修復を終えるにはあと3カ月はかかるだろう」
なお、現役終盤の90年代後半に選手兼監督としてプレミアリーグのチェルシーを率いたフリット氏は、フェイエノールトを指揮した2004-2005年シーズン、下半期からAZを率いたファン・ハール監督とリーグを争い、AZが3位、フェイエノールトが4位に終わった過去がある。
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