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ピケがロイ・キーンへの恐怖明かす「26歳で漏らすところだった」

2014.10.02

未だに変わらぬキーン氏(右)への恐怖心を語ったピケ(左) [写真]=The FA Collection/Getty Images Sport

 バルセロナ所属のDFジェラール・ピケが、かつての同僚である元アイルランド代表MFのロイ・キーン氏に対して、今でも恐怖を抱いていることを明かした。1日付のイギリスメディア『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

 バルセロナの下部組織出身のピケは、2004年から4年間マンチェスター・Uの一員としてプレーし、2008年にバルセロナへ復帰している。一方のキーン氏は、2005年に退団するまで約12年間マンチェスター・Uでプレーし、1997年からはキャプテンも務めていた。両者がともにプレーしたのは2004-05シーズンと2005-06シーズンの途中までの約1年半だが、ピケにとってキーン氏の印象は強烈だったようだ。

 元マンチェスター・U監督のアレックス・ファーガソン氏について尋ねられたピケは、「ファーガソンを恐いと言ったことはないよ。ロイ・キーン? それは、多分違う話だね」とコメント。ファーガソン氏への恐怖心は否定したが、キーン氏について問われると自身の恐怖体験を語った。

「オールド・トラッフォード(マンチェスター・Uの本拠地)のロッカールームでの出来事を覚えているよ。僕の携帯のバイブレーションが鳴ったんだ。キーノ(ロイ・キーンの愛称)はその音を聞きつけると、狂ったようにそれが誰の物かを探そうとしたんだ。彼はそういう人なんだよ」

 また、昨シーズンのチャンピオンズリーグにおけるセルティック戦についても言及。試合で、セルティックOBでもあるキーン氏に遭遇した当時を振り返り、「試合前にウォーミングアップに行こうと思ったら、ピッチサイドで威厳を放つ彼の存在に気づいたんだ。彼のことはまだ恐ろしくて、思わず手で顔を隠してしまった。当時僕は26歳だったけど、もう少しで漏らすところだったよ!」と告白。別々の道を歩んでから約9年が経過しているにもかかわらず、いまだに失禁寸前になるほど同氏を恐れていることを明かした。

 キーン氏は現在、アイルランド代表とアストン・ヴィラのアシスタントコーチを兼任している。果たして、両者が再び顔を合わす機会はあるのだろうか。

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