QPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)の元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドが、監督解任の噂についてコメントし、プレミアリーグでの巻き返しを誓った。イギリスメディア『スカイ・スポーツ』が報じている。
今シーズン、プレミアリーグに復帰したQPRは、第7節を終えて1勝1分け5敗と低迷。ニューカッスル、バーンリーと勝ち点で並んでいるものの、得失点差により最下位に沈んでいる。成績不振により、同クラブのオーナーであるトニー・フェルナンデス氏がハリー・レドナップ監督の解任に踏み切るのではないかとの噂が広まっている。
今夏の移籍市場でマンチェスター・UからQPRに加入したファーディナンドは、監督交代に踏み切るには時期尚早であるとの考えを示した。
「リーグ戦はまだまだ始まったばかりで、消化試合は2桁に満たない。今の状況で非常ボタンを押すようなことがあれば、それはクレイジーだね。ハリーは戦っている。ファイターだよ。今の状況から抜け出すために必死になっている」
「監督が解任されるところなど誰も見たくない。僕は昨シーズン、マンチェスター・Uで(デイヴィッド)モイーズが解任されるところを見てきた。本当に悲しいことだったよ。ここではそうなりたくはない。そして、現状を乗り越えるためにはコーチたちだけでなく選手たちも戦わなければいけない」
(記事/超ワールドサッカー)