バルサ、欧州5大リーグでプレーするプロ選手輩出数で欧州最多に

現在13人のカンテラ出身選手がトップチームでプレーするバルセロナ [写真]=Getty Images

 バルセロナが現在、欧州5大リーグでプレーするプロフェッショナル選手を最も輩出しているクラブであることが分かった。スポーツ研究国際センター(CIES)サッカー観測所の研究をフランス紙『レキップ』が公表した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 同紙によると、バルセロナのカンテラ(下部組織)に所属していた選手で、現在スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランスの欧州5大リーグでプレーする選手の数は合計で43人と公表されている。この数は欧州のクラブで最も多く、バルセロナの次に多いのはマンチェスター・Uで36人、次いでレアル・マドリードの34人となっている。

 なお、バルセロナは輩出した43人中、13人が現在も同クラブのトップチームでプレーしており、レアル・マドリードは34人中、8人が現在もトップチームでプレーしている模様だ。

 また、この研究結果はスペインの他のクラブにも光を当てることとなった。レアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオの2クラブだ。両者は欧州で最もカンテラに忠実なクラブと研究結果が示している。両クラブは24人の現役プロ選手を輩出しており、そのうち15人が現在もトップチームに在籍している。このスペインの2クラブとフランスのリヨンを合わせた3クラブが、今シーズンの欧州で最も多くの下部組織出身選手がトップチームでプレーしているチームのようだ。

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