インド・スーパーリーグのゴアFCに所属する元フランス代表MFロベール・ピレスは、古巣のアーセナルがリーグ優勝できると信じている。イギリスメディア『スカイスポーツ』がピレスのコメントを伝えた。
アーセナルは2014-15シーズン、プレミアリーグ第9節終了時点で3勝5分け1敗の5位に位置している。首位のチェルシーと勝ち点9差であることから、すでにリーグ優勝に懐疑的な声が出始めている。
しかし、2003-04シーズンに無敗でリーグ優勝を達成するなど黄金期の一員だったピレスは、まだアーセナルに優勝の可能性があると、次のように主張した。
「私はまだリーグタイトルを獲得することを望んでいる。もちろん、とても難しいことはわかっている。だが、シーズンはまだ長い。アーセナルにとってクリスマス期間が非常に重要になってくるだろうね」
「今の状況は、私がアーセナルの選手だったときとあまり変わっていない。とてもタフなリーグで、マンチェスター・Uやマンチェスター・C、チェルシー、リヴァプールといった手強いチームがいる」
「チームにとって良いニュースは、セオ・ウォルコットが戻ってくることだ。しかし、悪いニュースはメスト・エジルの不在だろう。それでも、私はアーセナルを信じているよ。選手と(アーセン・)ヴェンゲルを信じている」
一方で、ピレスは今のチームに元アーセナルのパトリック・ヴィエラ氏のような選手が必要だとの見解を示している。
「アーセン・ヴェンゲルの下で、今のアーセナルはとても良いチームになっていると思う。しかし、フィジカルに優れた選手が必要でもある」
「背が高く、フィジカル的に優れた選手が必要だ。そのポジション(ヴィエラがプレーしたボランチ)はチームにとって非常に重要なんだ。それが唯一足りないことだと思っている」
最後にピレスは「私はアーセナルファンを愛している。彼らも私を愛していると感じているよ。トッテナムとのノース・ロンドン・ダービーでは11試合に出場し、9ゴールを挙げた。アーセナルファンと私の関係は特別なんだ」とクラブへの変わらぬ愛を語った。
アーセナルは11月1日に、プレミアリーグ第10節でバーンリーと対戦する。
(記事/超ワールドサッカー)