私物を競売に出品することになったジェームズ [写真]=Getty Images
元イングランド代表GKデイヴィッド・ジェームズが、破産宣告を受けたため私財をオークションに出品することが明らかになった。5日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
現在44歳のジェームズは、リヴァプールやマンチェスター・C、ポーツマスなどでプレー。イングランド代表としてはドイツ・ワールドカップでメンバー入り、南アフリカ・ワールドカップではグループリーグの2試合に出場するなどの活躍を見せていた。
2013年に加入した、アイスランドのIBVヴェストマナエヤルで現役引退を発表したが、2014年8月から、インド・スーパーリーグのケララ・ブラスターズでプレーイングマネージャーとして現役に復帰していた。
同紙によると、ジェームズは2005年にタニア夫人と離婚し、慰謝料として約300万ポンド(約5億5000万円)を支払うことで合意。その後、結果的に借金を抱えた同選手はプレミアリーグ時代に稼いだ約2000万ポンド(約36億6000万)の私産を失い、2014年5月に破産宣告を受けている。
これによりジェームズは、約150個もの私物をオークションに出品することを強いられることとなり、出品される私物には自身が着用したユニフォームだけでなく、マンチェスター・C所属のMFフランク・ランパードのサイン入りシャツ、元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール氏が着用したシャツ、チェルシー所属のGKペトル・チェフ着用のシャツ、元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏着用のシャツなど、“お宝グッズ”が溢れている。
なお、オークションは6日から18日までの期間に行われる。ジェームズは泣く泣くピッチでの思い出を手放すことになるが、サッカーファンにとっては“お宝グッズ”を手に入れる絶好のチャンスとなるだろう。