マンUロホは6週間の離脱…嘆く指揮官「固定メンバーでいきたい」

ロホ

試合中に肩を負傷したDFマルコス・ロホ [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uを率いるルイ・ファン・ハール監督は、8日に行われるプレミアリーグ第11節のクリスタル・パレス戦で再びDFのやり繰りに頭を悩ませることになりそうだ。クラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えている。

 DFマルコス・ロホは2日に行われたリーグ第10節のマンチェスター・C戦で肩を脱臼したため、クリスタル・パレス戦は欠場。“マンチェスター・ダービー”で退場処分を受けたDFクリス・スモーリングは出場停止で、さらにDFジョニー・エヴァンス、DFフィル・ジョーンズも負傷から回復していない。

 ファン・ハール監督は、パレス戦前の定例会見で、負傷者について次のように語った。

「マルコスは肩を脱臼したが、幸いにもポジティブな形でだった。手術は必要ではない。それは救いだが、この手の負傷は再発の可能性を防げない。それが問題だ」

「彼は昨夜専門医の診断を受けた。ドクターの話では、保存療法がベストということだった。彼にとってもポジティブな診断結果だ。この類の怪我はどうしようもできない。人の肉体は神の産物であって、私が作ったわけではないからね。慎重に対応すれば、6週間以内に復帰できる。もし手術を受ければ、復帰まで12週間かかる」

 とは言え、必要なDFの駒を埋めるためには、MFマイケル・キャリック、ファーストチームでの経験に乏しいDFタイラー・ブラケット、DFトム・ソープ、DFパディ・マクネアーの誰かを最終ラインで起用せざるをえない。

「私だって固定メンバーでいきたいが、それは叶わない。毎週同じことになっている。これが現実なのだから仕方がない。不平や泣き言は言いたくない。私は選手、私自身、スタッフを信じている。それに、思うような結果が出ていないのにクラブをサポートしてくれているサポーターも信じている」

「スモーリングは出場停止だ。エヴァンスとジョーンズは回復していない。この問題を解決しないといけないが、この場で誰を起用するか言うつもりはない」

 なお、ファン・ハール監督はFWラダメル・ファルカオ(ふくらはぎ)、そしてDFラファエウ・ダ・シウヴァもクリスタル・パレス戦を欠場すると明らかにしている。

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