去就に関して微妙な心境を語ったシュネデルラン [写真]=Getty Images
日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンのフランス代表MFモルガン・シュネデルランが、来シーズンの自身の去就について言及した。11日付のイギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。
現在リーグ戦第11節までを終え、サウサンプトンは8勝1分け2敗の2位につけている。今夏の移籍市場では多くの主力選手が退団したものの、ロナルド・クーマン監督の指揮のもと、団結力を示している印象だ。
しかしシュネデルランは、同クラブに長く留まるつもりはないという。同選手は今夏、退団した選手らと同様に移籍の希望を語っていたが、最終的には残留する運びとなった。フランスサッカー連盟(FFF)のインタビューに応えた同選手は「サッカー人生は足早に過ぎ去っていく。僕はビッグクラブでプレーしてみたいんだ」と述べ、再び移籍の可能性を示唆している。
ただし、それには条件があるという。これについて同選手は「現在、僕はサウサンプトンにいる。今、プレミアリーグの2位につけているんだ。すごく上手くいっているよ。シーズンの終わりにどうなっているのか見てみようじゃないか。もしチャンピオンズリーグ出場権内(4位以内)なら、僕は決断を下すよ。僕はチームとともにいるだろう」と語り、もしこのままCL出場権を獲得した場合は、サウサンプトンに残留することを明らかにした。
サウサンプトンにとっては、主力放出を防ぐためにも現在の好調を維持したいところだ。