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マンUのディ・マリア、PSG移籍はFFPで消滅「金銭上の問題があった」

2014.11.17

今シーズンからマンチェスター・UでプレーするMFディ・マリア [写真]=Man Utd via Getty Images

 マンチェスター・Uに所属するアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは、この夏の移籍市場で、予想されていたパリSG移籍が実現しなかった理由について、フランスメディア『Telefoot』のインタビューで初めて明らかにした。16日にイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 パリSGは今夏の移籍市場で、ディ・マリアに対し関心を寄せており、移籍間近との報道もあったが、UEFA欧州サッカー連盟)のフィナンシャル・フェアプレー(FFP)の規則に抵触したため、罰金と共に移籍金への規制も課せられていた。その結果、ディ・マリアは5970万ポンド(約108億円)というイギリス史上最高額の移籍金でレアル・マドリードからマンチェスター・Uに移籍することとなった。

 ディ・マリアはインタビューで「パリSGは金銭上の問題があって、選手を買える状況ではなかったと思う。それがパリSGに行かなかった大きな理由だ。多くの選手は、フランスリーグでプレーすることを喜ぶと思う」とパリSGへの移籍が実現しなかった理由を明かした。

 同選手はさらに「今は、イングランドでプレーしているけれども、フットボール界は常に動きがあるし、次にどこのチームでプレーするかは、誰にも予測できないだろう」と語ると「僕に興味を示したクラブは、本当に数多くあった。でもマンチェスター・Uは熱心で、切実に僕を必要としていた」と、マンチェスター・Uへの移籍理由も明かしている。

 そして26歳のディ・マリアは「パリに行っても、いい経験ができただろう。僕は、まだ若いし、将来パリSGでプレーするかもしれない。これからどうなるかはわからない」とコメントするが、「マンチェスター・Uでやるフットボールは、また違うスタイルのものだ。ここで満足しているし、レアルを去ったことを後悔していない。レアルでは望むタイトル(リーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイ)をすべて獲ることができたと思っている」と語り、マンチェスター・Uでのプレーに満足している。

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