リヴァプールに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、オーストラリア版の大手メディア『フォックススポーツ』のインタビューで今シーズンこれまでのプレーを自己評価した。
2010年8月から2013年1月までマンチェスター・Cでプレーしていたバロテッリは、今夏の移籍市場で日本代表FW本田圭佑が所属するミランからリヴァプールに加入。約1年半ぶりにプレミアリーグに復帰しているが、今シーズンのリーグ戦では9試合に出場し、未だに得点を奪えていない。
マンチェスター・C時代に、自身の採点を「6.5」としていたバロテッリは、現在のスコアを問われると「7」とし、「以前より良く走っているからだ」と説明した。
リーグ戦でゴールを挙げていないことについては、「ゴールはもうすぐ獲れるだろう。現時点で獲れていないだけだ。ただ、失ったことではない。アンラッキーだっただけだ。俺の人生で間違いは全くない」と、ゴール獲得は時間の問題とコメント。一方で「今のように走ったことは、これまでなかった。だから、それ(運動量)は俺が得たものだね」と語り、以前より成長した部分として運動量を挙げた。
さらにバロテッリは「プレスをかけるようにしている」とコメント。「スアレスのようにプレスをかけていないのは確かだ。彼は違う。良く走る選手だ。俺はあんな風には走れないよ。だが普段より走るようにしている」と、昨シーズンまでリヴァプールでプレーしていたバルセロナ所属のウルグアイ代表FWルイス・スアレスとの比較にも言及している。
リヴァプールは、23日に行われたプレミアリーグ第12節のクリスタル・パレス戦で1-3の逆転負け。26日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でルドゴレツ・ ラズグラドと対戦し、29日にはリーグ第13節でストークをホームに迎える。