3連敗を喫してしまったリヴァプールのロジャーズ監督 [写真]=Getty Images
リヴァプールを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、今シーズンの開幕戦後に発したコメントが話題になっている。23日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』などが報じている。
今夏の移籍市場で、日本代表DF吉田麻也所属のサウサンプトンから主力3選手(クロアチア代表DFデヤン・ロヴレン、イングランド代表FWリッキー・ランバート、MFアダム・ララーナ)を補強したロジャーズ監督は、サウサンプトンとの開幕戦に2-1で勝利した直後、次のように話していた。
「(補強した3選手について)私はサウサンプトンに全く同情しない。彼らが選択権を持っていたのだし、選手を売らなくても良かったはず。おそらく、目標が変わったのだろう。彼らはチャンピオンズリーグを目指せるクラブだったが、(多くの選手を放出して)明らかに変わってしまった。選手たちはできる限り最高峰のレベルでプレーしたいものだ」
さらに今夏の移籍市場で1億ポンド(約185億円)以上の移籍金を費やしたロジャーズ監督は、昨シーズン終盤戦の2014年4月、 次のようにコメントしていた。
「マンチェスター・Cやチェルシーのようなクラブには、リーグ優勝を果たすために大金を使用するという重圧があると思う。我々にそうした重圧はない。トッテナムを見れば、リーグ優勝を果たせる額である1億ポンド以上を使用している」
今シーズン、サウサンプトンは多くの主力選手を失いながらも、下馬評を覆す快進撃で現在2位と健闘している。
一方、ロジャーズ監督率いるリヴァプールは、23日に敵地で行われたリーグ第12節でクリスタル・パレスと対戦。1-3の逆転負けでリーグ3連敗となり、12位に沈んでいる。