シャルケ監督、古巣チェルシー撃破を狙う「感情的になる暇はない」

　シャルケは25日、チャンピオンズリーグのグループステージ第5節でチェルシーとホームで対戦する。ロベルト・ディ・マッテオ監督にとっては古巣との対戦。「選手としても監督としても、ロンドンでは素晴らしい時間を過ごしたね」と、在籍時代を振り返るとともに、意気込みを語った。クラブ公式HPが伝えている。

　指揮官は、チェルシーを率いていた2011－2012シーズンにクラブ初のチャンピオンズリーグ制覇に導くなど実績は十分だが、「感情的になっている暇はないよ。対戦するのはシャルケとチェルシー」とコメント。「シャルケの一員として、チェルシーに勝利したい」と古巣撃破を狙う。

　両クラブの入るグループGは、2試合を残して全4クラブに決勝トーナメント進出の可能性がある混戦。首位のチェルシーを勝ち点3差で追う中、敗れれば3位転落もありえるだけに、「相手は今シーズンの公式戦で負けておらず、実力を持った選手が多数在籍している。倒すには、全てが上手くいかなければならない」と油断はない。

　9月に行われたアウェー戦では、1－1のドロー。勝てば首位浮上となるだけに、「全力を尽くす。勝てばグループ突破に大きく近づける」と、力を込めた。