イギリス紙『ロンドン・イブニング・スタンダード』は29日、MLS(メジャーリーグ・サッカー)に属するニューヨーク・レッドブルズの元フランス代表FWティエリ・アンリが、コーチとして古巣アーセナルへの復帰を望んでいると報じた。
アンリは、今シーズンのMLS終了をもって契約満了を迎え、NYレッドブルズを退団するとともに現役も引退するのではないかと伝えられており、アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督も「このクラブでプレーした選手たちが戻ってくることを歓迎するよ」とコメントしていた。
現在37歳のアンリは、「一つ確かなことは、私はコーチやコンサルタントとしてサッカー界に留まるということだ」と引退後の人生プランについて明かすと、チャンピオンズリーグの優勝をアーセナルに捧げたいと語った。
「二つ目に確かなことは、アーセナルがチャンピオンズリーグで優勝する瞬間を見たいということだ。実現するのが近い将来なのか、まだ先になるのか、私が決めることはできないが、助けになりたいと思っている」
アンリは1999年7月から2007年7月までアーセナルに所属。さらに2012年1月から2月にもレンタル移籍している。2005-06シーズンのCL決勝では、バルセロナに敗れて優勝を逃している。