A・サンチェスの決勝弾を称える指揮官「貪欲さがゴールを生んだ」

アレクシス・サンチェス

チームを勝利に導いたA・サンチェス [写真]=Getty Images

 アーセナルは3日、プレミアリーグ第14節で日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンと対戦し、1-0で勝利した。アーセン・ヴェンゲル監督は同試合を振り返り、「内容からしても、私たちが勝利にふさわしい試合だった」と語った。クラブ公式HPが伝えている。

 今シーズンなかなか波に乗れないアーセナルに対し、リーグ3位につけていたサウサンプトンをホームに迎えての一戦。互いにチャンスを決めきれないままスコアレスの時間が続いたが終了間際の89分、オリヴィエ・ジルーが放ったシュートのこぼれ球を繋ぐと、最後はアレクシス・サンチェスが右足で決勝弾を叩き込んだ。

 ヴェンゲル監督は後半途中からの起用に応えたジルーについて、「彼は連戦の疲れを残しながらも、ハードに戦ってくれた」とコメント。また、ゴールを決めたA・サンチェスに関しては、「彼も今日が踏ん張りどころだったが、依然として戦う意欲を見せている。今日のようなゴールはその貪欲さが生み出したものだ」と話し、「彼ほど適応力のある選手はなかなかいない」と、7月に加入して早くも欠かせない戦力となっていることを称えた。

 これでリーグ戦2連勝となったことについて指揮官は、「シーズンは長い。それでも、完璧なチーム状況ではない中で勝ち星を取れたことは重要だ」と喜びを見せた。

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