マンCのペジェグリーニ監督、契約満了迫るランパードの残留を熱望

ランパード

マンCにレンタル移籍中のMFランパード [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Cを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督は、レンタル期間終了が迫る元イングランド代表MFフランク・ランパードの残留を望んでいることを明かした。イギリス紙『デイリーメール』

 ランパードは昨シーズン末でチェルシーを退団し、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のニューヨーク・シティFCへの移籍が決定。しかし、同クラブは2015年シーズンからMLSに参加することになっているため、現在は同じ傘下にあるマンチェスター・Cにレンタル移籍している。

 古巣のチェルシー戦での得点を含む3ゴールを挙げる活躍をし、クラブの欠かせない戦力となったランパードは、12月末までで契約が満了し所属元のニューヨーク・シティFCに合流する予定のため、マンチェスター・C退団が迫っている。

 また、マンチェスター・Cは得点ランキング1位のアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが負傷離脱し、コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレは1月、アフリカ・ネーションズカップでチームを離れる予定。ペジェグリーニ監督は優勝争いに生き残るためにもランパードの残留を熱望している。

 同監督は「フランク(ランパード)は我々にとって重要な選手だ。問題なく残留できることを願っている」と明かすと、「ランパードとの契約は12月末までとなっている。ニューヨーク・シティFCが絡んでいることでもある。MLSも同様だ。契約の延長をしたいが、多くのグループが介在している。一つの意見だけでは決まらない」と残留が難しいだろうとの見解も語った。

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