05年にCL制覇を成し遂げたジェラード(左)とキャラガー(右) [写真]=Getty Images
リヴァプールは2日、今シーズン終了とともにキャプテンを務める元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードが退団するとクラブ公式サイトで発表した。これに対し、元チームメイトら関係者がコメントを寄せている。
16年間ともにリヴァプールのユニフォームを背負った元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は「ジェラードのニュースによって、今日はリヴァプールFCとイングランド・フットボール界にとって悲しい一日となった。でもこれは熟考された正しい決断だと思う」と、自身の公式ツイッターで悲しみを語った。
05-06シーズンから3年間ともに同クラブでプレーした、ストーク所属の元イングランド代表FWピーター・クラウチは「僕は幸運なことに何人かのトッププレーヤーたちとプレー出来た。でもその中でもスティーヴ・G(ジェラードの愛称)は文句なしのベストだよ!おそらく正しい決断なんだろう」と、自身の中で最高のチームメイトだったことを公式ツイッター上で明かしている。
リヴァプールで7シーズンともにプレーした、元ドイツ代表MFディートマー・ハマン氏は公式ツイッター上で「スティーヴン・ジェラードがリヴァプールFCを去ることで、一つの時代が終焉を迎える。僕は彼は正しい選択をしたと思う。素晴らしいキャリアを過ごし、素晴らしい選手である。沢山の最高の瞬間をありがとう」と、2005年のイスタンブールで、ともに欧州制覇を成し遂げた思い出などを懐かしんだ。
最近は、自身のファッションブランドを「YNWA(リヴァプールのサポーターソングとして知られるユール・ネヴァー・ウォーク・アローンの略)」と名付けるほど、古巣を愛する元オランダ代表FWライアン・バベルは、公式インスタグラム上で自身とジェラードのツーショットとともに「一緒にプレーした最高の選手だよ!」とコメントしている。
自身も長きにわたってリヴァプールで活躍した元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏は、イギリス紙『デイリー・メール』のインタビューで「彼と同じピッチに立てたことを本当に誇りに思う。でも一つだけ彼に言いたいことがある。引退はするなよ!アメリカへ行ってプレーするんだ。君はまだ若くて、あと5、6年はプレー出来るだろ?」と、ジェラードが今後も現役として活躍することを願った。
多くの元同僚から称賛の言葉を贈られたジェラード。果たしてその新天地はいったいどこになるのか、期待が高まる。