マンチェスター・Uのレジェンドであるギャリー・ネヴィル氏が、イギリスメディア『スカイスポーツ』内の人気番組『マンデーナイトフットボール』において、エヴァートンに所属するベルギー代表FWケヴィン・ミララスを痛烈批判した。
エヴァートンは19日、プレミアリーグ第22節でホームにウェスト・ブロムウィッチを迎えての一戦に臨んだ。0-0で迎えた前半45分、元イングランド代表DFジョリオン・レスコットのハンドによってPKを獲得したエヴァートンだったが、ボールのもとに向かったのはPKの名手であるDFレイトン・ベインズではなくミララスだった。ミララスが蹴ったボールはポストをかすめてゴール左へ外れてしまう。その後、同選手は後半開始と同時に途中交代をした。
このプレイについてG・ネヴィル氏は「私が思うには、彼はチームの指示、監督の指示に逆らい、自己中心的にボールを掴んだ。出来る限りでの最大限に卑劣な指示違反、絶対にやってはいけないことだ」と痛烈に批判をした。
また、ロベルト・マルティネス監督は試合後に、ミララスがPKを蹴ったことは問題ではないと述べ、同選手の交代理由については「100パーセントの状態ではなかった」、「ハムストリングに違和感を抱えていた」と説明した。
前半終了間際での先制を逃したエヴァートンはこの後も得点を奪うことができず、試合は0-0のドローに終わっている。