マンチェスター・Uに所属するファルカオ[写真]=Getty Images
マンチェスター・Uのストライカー、ラダメル・ファルカオが17歳の少年の命を救ったとして、コロンビアで称賛を浴びている。22日、イギリスメディア『Sport Witness』が報じている。
ファルカオは、心臓のドナーを見つけられずに困っていたある少年の家族から助けを求められた。
コロンビア人の少年は病気に苦しみ、移植を必要としていたが、適応する心臓を持つドナーがいなかった。ファルカオはその名声を用いてドナーを見つけ出し、少年を助け、幸いにも少年は勉強やスポーツができるまでに回復した。
少年の母親であるサラ・ヘレナ・フェルナンデスは、コロンビアの新聞『Vanguardia』に対し、「ファルカオは、すぐに心臓を探すのを助けるよと言ってくれたの。私たちはいつ、そして誰がそれを届けてくれたのかも分からないわ。重要なことは、私の息子が助かったということよ」と話した。
家族にとっての唯一の悲しみは、その心臓が少年と同じくらいの年齢の人のものに違いないということだ。彼らはそれを考えないようにしているものの、それは彼らがいかに幸運かを思い出させるものとなっている。家族は今、ファルカオに感謝の気持ちを伝えるために会いたがっているという。
『Sport Witness』はファルカオを、「マンチェスター・Uのストライカーというだけでなく、オールラウンドのスーパーヒーローだ」と称賛している。