ニューカッスルは10日、同クラブに所属するMFシーム・デ・ヨングが肺気胸の手術を受け、全治におよそ8週間かかる見込みであることをクラブ公式HP上で発表した。
今シーズンから同クラブに加わったデ・ヨングは、昨年9月に太ももを痛めて離脱。ようやく復帰間近となり、2日にはU-21プレミアリーグの試合に出場していた。しかし、そんな矢先に今度は肺気胸にかかってしまった。
不運の連続にデ・ヨングは「4カ月のリハビリトレーニングを行い、完全にフィットネスを取り戻した直後にまたこのような挫折を経験するなんて運が悪いね」と、落胆の一言。
アヤックス時代にも肺気胸を患った同選手は、「今回行う手術により、また病気が再発しないことを祈るよ」と完治を願っている。
昨年の9月から、最大で8カ月ピッチに立てない状況になる見込みだが、これについては「個人的には悲しい出来事だね。とくにいい状態に戻っていたから。チームメイト、クラブ、サポーターには申し訳なく思う。長い間チームを助けることが出来ないからね」と、苦しい心情を明かした。
それでも「僕は可能な限り早く、そして強くなって帰ってくると決意したよ。心温かいサポートをありがとう」と、チームやファンに対して感謝の気持を述べ、8週間後の復活を誓っている。