ウェストハム戦に先発出場した吉田麻也 [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第25節が11日に行われ、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンとウェストハムが対戦した。吉田は左SBで先発出場している。
3位のサウサンプトンは、前節のQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)戦からケニア代表MFヴィクター・ワニアマ、セネガル代表FWサディオ・マネら主力が復帰を果たした。一方の8位ウェストハムは、8日にマンチェスター・U戦を戦っており、サウサンプトンよりも厳しい日程で試合に臨まなくてはならない。
試合は6分、ワニアマがミドルシュートを放ち、サウサンプトンが最初のチャンスを得る。さらに13分、マネにビッグチャンスが到来するが、ここを決め切ることが出来ない。
一方のウェストハムは14分、モルガン・アマルフィターノがシュートしたものの、相手選手のブロックにあってしまう。
ペースを握るのはサウサンプトン。25分にはゴール前のフリーキックを、マネが直接狙ったものの、ゴール左に外れてしまう。続く35分、ゴール前でエルイェロ・エリアがボールを奪うと、グラツィアーノ・ペッレのヒールパスからマネがシュートを打ったが、ここも枠を捉えきれない。このまま0-0で前半を折り返す。
後半開始早々の50分、サウサンプトンにアクシデントが起こる。ウェストハムのカールトン・コールの足が吉田の顔面を捉え、目の周辺から流血。しかし、吉田は治療を終えるとしっかりとピッチに戻ってきた。
するとウェストハムに大きなミスが出る。62分、バックパスを受けたウェストハムの守護神アドリアンが、マネのプレッシャーをドリブルでかわそうとするも、足を出されてしまう。慌てたアドリアンは、ペナルティエリア外にもかかわらずボールを手で触れてしまい一発退場となる。
一人多い状況になったサウサンプトンは、71分、78分とペッレがチャンスを得るが、決め切ることが出来ない。84分には吉田がミドルシュートを放つも、シェイフ・クヤテが身体を張ってブロックする。89分にも左コーナーキックを吉田が頭で合わせたが、枠を捉えきれなかった。