チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグが17日に行われ、モナコとアーセナルが対戦した。この試合中に、元アーセナルのMFエマヌエル・フリンポンが自身のツイッター上で、アウェーゴール・ルールを把握していなかったと思われるつぶやきをしたことが話題になっている。同日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じた。
アーセナルは、ホームでのファーストレグを1-3で落とし、準々決勝進出は絶望的と見られていた。しかし、前半のうちに先制すると後半も猛攻を仕掛け、モナコをあと一歩のところまで追い詰めた。試合は2-0でアーセナルが勝利し、2試合合計スコアを3-3にまで持ち込んだ。しかし、ここで勝敗を分けたのがアウェーゴール・ルールだ。
ホーム&アウェーで行われた2試合の合計スコアが並んだ場合に、敵地でより多くの得点を決めたチームが勝利するというルールで、アーセナル対モナコにこれを適用すると、3得点を奪ったモナコが勝者となる。
しかし、フリンポンはこのルールを把握していなかったようで、自身のツイッターに「アーセナルが2-0で勝ったら、彼らは突破出来るの?」と、プロ選手らしからぬ質問をフォロワーに投げかけた。
フリンポンは、2011年からアーセナルに所属していたが、同クラブでは出場機会を得ることが出来ず、レンタル移籍を繰り返した後、2014年1月にアーセナルを退団。現在はロシア・プレミアリーグのFCウファに所属している。
フリンポンが、アーセナルで主力に定着出来なかった理由は、こうしたプロ意識の欠如にあるのかもしれない。