レスター戦でハットトリックを決めたケイン [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第30節が21、22日に行われた。同節終了時点で、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、得点ランキングトップタイに浮上した。
トッテナムは21日に行われた同節のレスター戦で4-3の勝利を収めた。同試合でケインは、6分、13分、64分にゴールを決めてハットトリックを達成。今シーズンのゴール数を19とした。
同節開催前は、チェルシーに所属するFWディエゴ・コスタが18ゴールで得点ランクトップに立っていた。チェルシーは22日にハル戦を行ったため、21日の各試合終了時には、ケインが暫定で得点ランクトップに浮上。だが、D・コスタもハル戦で1ゴールを挙げて、トップの座を簡単には明け渡さなかった。
チェルシーは1試合未消化のため、D・コスタにとって得点王争いは有利だが、同選手はハル戦でハムストリングを負傷。詳細は明かされていないが、離脱となればケインにとって初の得点王獲得に大きな弾みとなる。
なお、1992年に設立されたプレミアリーグで、初シーズンの1992-23シーズンに22ゴールを挙げた元イングランド代表FWテディ・シェリンガム氏がトッテナムの選手として得点王を獲得。しかしシェリンガム氏は、同シーズンの開幕戦はノッティンガム・フォレストでプレーし1ゴールを決めていた。そのため、現在21歳のケインが今シーズンの得点王に輝けば、トッテナム単独では初となる。
今シーズンのプレミアリーグは残り8試合。優勝争い、トップ4争いもさることながら、得点王争いもし烈さを増している。
1 19ゴール ジエゴ・コスタ(チェルシー)
1 19ゴール ハリー・ケイン(トッテナム)
3 17ゴール セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)
4 15ゴール チャーリー・オースティン(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)
5 13ゴール アレクシス・サンチェス(アーセナル)
5 13ゴール オリヴィエ・ジルー(アーセナル)
(データはプレミアリーグ公式サイトより)