チェフがチェルシー退団か…起用に不満「もう1年は過ごしたくない」

　チェルシーに所属するチェコ代表GKペトル・チェフが、今夏に同クラブを退団する意向を語った。24日付のイギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

　昨年8月にベルギー代表GKティボー・クルトワが、アトレティコ・マドリードへのレンタル移籍からチェルシーに復帰し、今シーズンはチームの正守護神を務めている。そのため、チェフはプレミアリーグでわずか4試合の出場にとどまっている。

　同選手は「クラブがこれからどう考えるか分からない。ティボーと僕の2人を併用していくのが上手くいっているけど、それは1シーズンだけだ。こういうシーズンをもう1年過ごしたいとは思わない」と現状への不満を口にし、「今夏に僕がチェルシーを離れるという推測は常にあるだろうけど、それは夏まで置いておくよ。出て行くのかどうか、クラブや監督としっかり話し合って考えることが大切だ。何が一番いい答えなのか考えるよ」と、今後の方針を語った。

　またチェフは、レアル・マドリードへの移籍可能性について問われると「具体的なオファーが来た時に考えるよ。却下できないオファーだってあるさ」と、明かしている。