ケインはU21欧州選手権出場を希望…ホジソン監督「彼の意志は明確」

　イングランド代表を率いるロイ・ホジソン監督は、トッテナム所属のFWハリー・ケインが、6月に行われるU－21欧州選手権に出場することを望んでいるとコメントした。1日に『スカイスポーツ』が伝えている。

　3月27日に行われたユーロ2016予選第5節のリトアニア戦で途中出場しA代表デビューを飾ったケインは、交代直後に初ゴールを挙げ、4－0の勝利に貢献していた。

　今シーズン、トッテナムでこれまでプレミアリーグ20試合出場19得点の活躍をみせA代表入りを果たした同選手は、昨年までU－21代表でプレーし、欧州選手権の予選でも主力として本大会出場に貢献していた。しかし、A代表に選出される選手は世代別の代表でプレーすることはあまりないため、今回ケインが同大会に出場するのかどうかに注目が集まっている。

　ホジソン監督はU－21代表のガレス・サウスゲート監督が同選手の招集を望んでいることにも理解を示し、「ハリーは18ヶ月間の予選で重要な仕事をしてきた。そしてその仕事をやり遂げることを望んでいる。ファイナルに行きたいという彼の意志は明確だよ。ガレス（・サウスゲート）が招集を望むのも当然だろう」と、ケインのU－21欧州選手権出場を後押しする姿勢を示した。

　また、同メディアはサウスゲート監督が6月に行われるこの大会に同選手を招集する場合、5月末にオーストラリアでフレンドリーマッチを行うトッテナムとの交渉が必要だと伝えている。