練習試合でプレーしたディアビ [写真]=Arsenal FC via Getty Images
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が会見に臨み、同チームに所属するMFアブ・ディアビについて語った。2日付のイギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
現在28歳のディアビは、2006年にアーセナルへ加入してから、負傷離脱を繰り返している。今シーズンも負傷の影響により、昨年9月に行われたキャピタル・ワン・カップのサウサンプトン戦で67分プレーしたのが、唯一の出場機会であった。今シーズン限りで同選手の契約が終了するためクラブから放出されると、3月6日付の同紙が報じていた。
しかしディアビは、3月31日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)に属するブレントフォードとの練習試合でついに復帰。予定されていた通りに、前半の45分間プレーした。
同選手に関してヴェンゲル監督は「ディアビと話して、彼の将来を描くことができると、私の意思を伝えたよ。彼は決断する必要がある」と契約延長の意向を示した。一方で「もちろん彼は、試合に出て自分が活躍できると示す必要があることを理解している。私は少し様子を見ようと思う」と、契約の条件も明かしている。