先制のPK弾を決めたチェルシーMFエデン・アザール [写真]=Getty Images
4日、プレミアリーグ第31節が行われ、首位を快走するチェルシーとストークが対戦した。
チェルシーはコンディション不良のジエゴ・コスタがベンチスタート。試合序盤から積極的に敵陣に攻め入り決定機を作り出すも、ストークのGKアスミル・ベゴヴィッチが好セーブを連発し、決めきれない。
試合が動いたのは38分。ペナルティーエリア内でセスク・ファブレガスが倒されPKを獲得。これをエデン・アザールが冷静に決め、チェルシーがようやく均衡を破る。
ストークの反撃は前半終了間際の44分。センターサークル付近でボールを持ったチャーリー・アダムが放ったロングシュートは、前にポジションを取っていたチェルシーGKティボー・クルトワの頭上を越え、ゴールネットを揺らす。1-1で試合を折り返した。
後半に入ると、頭から投入したジエゴ・コスタが負傷交代を余儀なくされるなど、流れに乗りきれないチェルシーだったが、62分、再びスコアを動かす。ウィリアンがインターセプトしたボールをアザールに送ると、左サイドにフリーで走りこんだロイク・レミーへラストパス。これをレミーが落ち着いて流し込み、チェルシーが勝ち越しに成功。
その後、チェルシーはレミーに代えフアン・クアドラードを投入し、攻めに出るも追加点は生まれず、2-1のまま終了。安定した強さで勝ち点を70に伸ばしている。
11日に行われる次節、チェルシーはQPRと、ストークはウェストハムとそれぞれアウェーで対戦する。
【得点者】
1-0 39分 エデン・アザール(チェルシー)
1-1 44分 チャーリー・アダム(ストーク)
2-1 62分 ロイク・レミー(チェルシー)