今季首位独走のチェルシーをけん引するアザール [写真]=Getty Images
現在プレミアリーグで首位のチェルシー。このまま独走で優勝を果たせば、トップの座にいた日数を合計で274に伸ばし、歴代記録の更新を達成する。イギリス紙『テレグラフ』が10日に報じた。
チェルシーは、昨年夏にアトレティコ・マドリードから加入したスペイン代表FWジエゴ・コスタの開幕4試合連続ゴールとともに4連勝でスタートダッシュを決めると、昨年12月6日に行われたリーグ戦第15節でニューカッスルに敗戦するまで、無敗。当時は2003-04シーズンのアーセナル以来となる無敗優勝を果たすのではないかとも言われていた。
唯一、第2節終了時に得失点差でトッテナムに首位を譲るも、チェルシーはその後、首位を独占。だが、今年の1月1日に行われた第20節でトッテナムに3-5で今シーズン2敗目を喫すると、勝ち点や得失点差などの成績が全く同じとなったマンチェスター・Cと、9日間ほど1位の座を分け合っていた。
4月10日の時点で、チェルシーが首位だった日数は合計で230日。このまま譲らず優勝を果たせば274日まで記録を伸ばすこととなる。
これまでのプレミアリーグで、首位にいた最多日数は262日。1993-94シーズンのマンチェスター・Uがその記録を樹立している。そのためチェルシーはあと33日間トップの座を守れば記録更新。なお、5月9日に行われる予定の第36節リヴァプール戦後までチェルシーが首位をキープすれば、262日を上回ることが確定する。
現在、2位のアーセナルと勝ち点差7でトップを走るチェルシーは、12日にQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)と対戦する。
■プレミアリーグ歴代の最多日数
1993-94シーズン 262日 マンチェスター・U
2005-06シーズン 257日 チェルシー
2006-07シーズン 250日 マンチェスター・U
2000-01シーズン 241日 マンチェスター・U
2014-15シーズン 230日 チェルシー(今シーズン、4月10日まで)