先制点を挙げたスターリング [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第32節が13日に行われ、リヴァプールとニューカッスルが対戦した。
リヴァプールは、第30節のマンチェスター・U戦でリーグ戦無敗記録が13でストップし、前節のアーセナル戦でも連敗を喫している。しかし、今節は4位のマンチェスター・Cが敗れたため、勝ち点差を詰める絶好のチャンスとなった。
試合は開始早々に動きを見せる。9分、右サイドのアルベルト・モレノがロングボールを送ると、逆サイドで受けたラヒーム・スターリングがペナルティエリアに侵入。そのまま内側に切れ込み右足を振りぬいた。これがゴール右端に決まり、リヴァプールが早々に先制点を挙げる。
一方のニューカッスルも反撃に出る。38分、中盤でFKを獲得し、ロングボールを送ると、混戦の流れをからアジョせ・ペレスがペナルティエリア内で倒されるが、主審は笛を吹かなかった。このまま1-0で前半終了を迎える。
後半の立ち上がり、先にチャンスを得たのはリヴァプールだった。56分、右サイドを突破したジョーダン・ヘンダーソンがクロスを上げると、相手DFが触れたこぼれ球をファーサイドのスターリングが左足シュート。しかしわずかにゴールを外してしまう。
その後もリヴァプールが攻める展開が続くと、遂に次の得点が生まれる。70分、右CKの流れから、こぼれ球を左サイドのスターリング、エムレ・カンと繋ぎ、最後はジョー・アレンが押し込み、リードを2点に広げた。
83分にはニューカッスルのムサ・シソッコが2枚目の警告を受けて退場。10人となったチームに反撃する力はなく、2-0でリヴァプールがニューカッスルを下している。勝利したリヴァプールは、4位マンチェスター・Cとの勝ち点差を4に縮め、チャンピオンズリーグ出場権圏内への滑り込みに、可能性を残している。
次節、リヴァプールは敵地でウェスト・ブロムウィッチ(WBA)と対戦する。
【得点者】
1-0 9分 ラヒーム・スターリング(リヴァプール)
2-0 70分 ジョー・アレン(リヴァプール)