デ・ヘア(左)を称賛したファン・デル・サール氏(右) [写真]=Man Utd via Getty Images
マンチェスター・Uで活躍した元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール氏がクラブ公式サイトのインタビューに応じ、現在同クラブのゴールを守るスペイン代表GKダビド・デ・ヘアについて言及した。
マンチェスター・Uは、18日に行なわれるプレミアリーグ第33節でチェルシーと対戦する。クラブ史上最高のGKの1人と呼ばれるファン・デル・サール氏は、チームの守護神デ・ヘアについて「彼は素晴らしいシーズンを送っているね。重要なセーブを決め、チームの要塞とも言える活躍をしている。1年目は苦労もしたと思うが、多くのことを成し遂げた。若い時に、言葉も、手法も異なる国に来るのは簡単ではない。それでも彼は実力と彼自身の価値を証明した。ファンも彼には感謝していると思う」と述べ、大活躍をみせるデ・ヘアを称賛している。
デ・ヘアは、2シーズン続けてクラブの年間最優秀選手賞を受賞する可能性が高まっている。これについて同氏は「GKが年間最優秀選手賞を受賞するのはあまり良いこととは言えないかもしれない。来シーズンは、相手陣内でより多くのプレーが見られるよう、期待しようじゃないか!」と、攻撃陣の奮起を促した。
また、対戦相手となるチェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワとデ・ヘアについては「彼らは背格好も近いし、同じくアトレティコ・マドリードで経験を積んだ。彼らは若いころからキャリアを始めた。私が初めて(アヤックスの)ファーストチームでプレーし始めたのは、23歳のころだった。彼らは今そのくらいの年齢。若くして台頭する選手もいれば、私のように遅咲きもいる」とコメントしている。