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支配率29.7%でマンUに勝利したチェルシー…モウリーニョ「99%でも一切問題ない」

2015.04.20

マンUとの大一番で勝利を収めたチェルシー [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第33節の大一番、チェルシーマンチェスター・ユナイテッドの試合は1-0でチェルシーが勝利した。

 1位と3位の上位対決となったこの試合。ユナイテッドはオールド・トラッフォードで行われた前回の対戦でも試合終了間際にロビン・ファン・ペルシーが得点を挙げ劇的な同点劇を演じ、目下リーグ戦においては6連勝中と波に乗っていた。

 しかし、先制に成功したのは首位を独走するチェルシーだった。38分、オスカルのヒールパスを受け取ったエデン・アザールがペナルティエリア内へと切り込み、相手GKダビド・デ・ヘアの股を狙い先制点をあげた。

 ユナイテッドはパディ・マクネアーラダメル・ファルカオらが惜しいシュートを放つもののなかなかゴールを奪えず、試合はそのままタイムアップ。好調ユナイテッドをしても、首位チェルシーを止めることはできなかった。

 ユナイテッドに15本ものシュートを許しつつも勝ち点3を獲得したチェルシージエゴ・コスタという絶対的エースを欠きつつも「これぞチェルシー」といった手堅さを見せ勝ち点を積み重ねたわけだが、この試合でのあるスタッツが話題になっている。

 英メディア『Mail Online』によれば、この試合でチェルシーが記録したボールポゼッション率はわずか29.7%だったらしい。

 この試合での両者のポゼッションはチェルシー29.7%、ユナイテッド70.3%であった(前半は30.2%対69.8%、後半は29.0%対71.0%)。

 同紙によれば、チェルシーが記録した29.7%という支配率は『Opta』が計測をスタートさせた2006年以降90分の試合では最も低い数値であるようだ。

 この数字についてチェルシージョゼ・モウリーニョ監督は試合後、以下のように話した。

「(彼らの支配率は)99%だったかもしれない。それは一切問題にならない。 試合を戦略的に進めようとすれば、スタッツなど気にならない。大事なのは勝ち点だ」

 誰よりも勝利にこだわる指揮官は、支配率など一切お構いなしのようだ。

(記事提供:Qoly

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