ドルトムントのクロップ監督 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのユルゲン・クロップ監督が、ウェストハムからの監督就任オファーを断っていたことが明らかになった。20日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』が報じている。
クロップ監督は、15日に今シーズン限りでドルトムントの指揮官を退任すると発表した。しかし、来シーズンの休業を宣言していないことから、各国の有力クラブがクロップ監督の招聘を画策している。一部の報道では、アーセナルやマンチェスター・Cなどのプレミアリーグのクラブが強い関心を示しているとされるが、すでに接触して断られていたクラブがあったようだ。
それは、現在プレミアリーグで10位につけるウェストハムである模様。サム・アラダイス監督の下、序盤は好調を見せていたウェストハムだが、直近の11試合でわずか1勝と完全にスランプに陥っている。
クラブは2016-17シーズンからロンドン・オリンピックのメイン会場であるオリンピック・スタジアムへ本拠地を移転することが決まっており、新時代を切り開くための旗頭としてクロップ監督の招聘を目指していたが、同監督はヨーロッパの舞台での戦いを望んでおり、それが断る要因となったようだ。