チェルシーに所属するU-18イングランド代表FWドミニク・ソランケが、26日に行われるプレミアリーグ第34節のアーセナル戦で先発起用される可能性があると、イギリス紙『エクスプレス』など複数メディアが23日に報じている。
現在リーグ戦首位のチェルシーは、26日にアウェーで2位につけるアーセナルと対戦する。両チームとも1試合未消化のため、同試合を含めて6試合を残し勝ち点差は「10」。チェルシーにとって、勝利すればリーグ制覇へ向けて大きく前進する重要な大一番となる。
同紙によると、ソランケが所属するU-21チェルシーは、23日にU-21エヴァートンと対戦したが、同選手はU-21チームに帯同せず、トップチームに合流した模様。さらに、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、スペイン代表FWジエゴ・コスタ、元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ、フランス代表FWロイク・レミーのコンディションが万全ではないと考えているため、ソランケの起用を決めたという。
現在17歳のソランケは、今シーズンのU-21プレミアリーグで7ゴールを獲得。UEFAユースリーグでは12ゴールを記録し、得点王に輝く活躍でチームの優勝に貢献していた。また、3月にはFA(イングランドサッカー協会)の若手最優秀選手賞を受賞している。
なお、同選手は昨年10月に行われたチャンピオンズリーグのグループステージ第3節のマリボル戦でトップデビューを果たしている。プレミアリーグでは、前節のマンチェスター・U戦でもベンチ入りしたが、出場はない。