アストン・ヴィラ戦に臨んだマンCのペジェグリーニ監督 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cは、25日に行われたプレミアリーグ第34節でアストン・ヴィラに3-2で競り勝ち、リーグ暫定2位に浮上。マンチェスター・Cを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督は同試合後、「我々にとって2位は悪い成績ではない」と語った。26日のイギリス紙『デイリーメール』などが報じている。
マンチェスター・Cは 消化試合が一つ少ない首位チェルシーとの勝ち点差が10となっており、残り4試合での逆転優勝は非現実的となっているが、ペジェグリーニ監督は2位という順位に一定の成果を見出しているようだ。
「我々は毎年、栄冠を獲得できるわけではない。今年はアーセナル、チェルシー、マンチェスター・U、リヴァプールが多大な軍資金を費やしたわけで、昨シーズンよりもチームが強化され、我々と同じレベルになった」
「今のマンチェスター・Cが2位で悪いと言われるなら、私はそれに反対する。リーグ7位でシーズンを終え、欧州大会への出場権も逃すようなら、悪いというのは理解できる。だが、それと34試合を終えて常に2位を維持しているのとではわけが違う」
「どんなクラブも常に成長し続けることは不可能だ。繰り返すが、私は周囲が『シティは必ず栄冠を勝ち取らなければいけない』と思っていることはありがたく思っている」
今シーズン、マンチェスター・Cが首位に立ったのは開幕節と第20節のみで、2位につけた回数はどのチームよりも多い。リーグカップとFA(イングランド協会)カップではともに4回戦で敗退。チャンピオンズリーグでも16強で姿を消し、今シーズン無冠がほぼ確定しており、ペジェグリーニ監督の解任論も熱を帯びている。