トッテナムに所属するトーゴ代表FWエマヌエル・アデバヨールが、家族問題について自身の公式フェイスブックを通じて言及した。
アデバヨールは、実の家族から執拗にお金を要求されることに困っているようで、自身のフェイスブックに877文字もの長文を載せて、問題の解決を訴えた。
まず初めに同選手は「僕はこの話をずっと秘密にしてきた。でも今回、この話はみんなと共有すべき問題だと思ったんだ。もちろん家族の問題は内々で解決されるべきで、公にするべきではないというのは事実だ。でも僕はこの問題を通して家族が学んでくれることを望んでいる。これは単純にお金の問題だけではないんだ」と述べ、問題を公にすることで家族に学んでもらうことが目的だと説明している。
5日付のイギリス紙『デイリー・メール』によると、同選手は以前重病にかかっていた兄弟のピーターと会うことを許されず、母からは「彼は重病だから、(あなたは)ただお金をよこせばいい」と言われたようだ。またピーターの死後、別の兄弟コラからピーターの葬儀に参加するためにアフリカからドイツまでの旅費を出すようせがまれ、支払ったもののコラは現れなかったという。別の兄弟ロトミは、フランス・フットボール・アカデミーにいた頃に21台の携帯電話を盗んでいたことも告白した。
アデバヨールは、この問題をチェルシーの元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバに相談したようで、家族に対して仕事を探すよう言うべきだとアドバイスを受けたことを明かしている。
同選手は最後に「彼らは僕に物乞いをするのをやめるべきで、僕を放っておいてほしい」と家族に対して訴えかけた。