昨シーズンの入団記者会見に臨んだフェライニ [写真]=Man Utd via Getty Images
マンチェスター・Uに所属するベルギー代表MFマルアン・フェライニが、恩師であるデイヴィッド・モイーズ前監督(現レアル・ソシエダ指揮官)が解任された際に、泣いて悲しんだと明かしている。イギリス紙『デイリースター』が8日に伝えた。
エヴァートンでモイーズ前監督の下でプレーしていたフェライニは、昨シーズンに同監督がマンチェスター・Uの指揮官となり、初めての補強として、恩師を追う形でチームに移籍。だが、加入シーズンはエヴァートン時代の様な活躍を見せることが出来ずに苦しいシーズンを送っていた。その後、モイーズ前監督もチームを思うような順位に導けず、シーズン途中で解任となった。
フェライニは、当時のことを振り返って、「彼(モイーズ監督)が去った時は悲しかったよ」とコメントすると、「食堂に行くと、彼はトレーニングウェアではなくスーツだった。彼は僕をオフィスに呼んで、(退任することを)伝えてくれた。涙が流れたよ。僕だって人間だ。だから普通のことだよ」と明かし、「彼とは6年間一緒に働いたんだ。ほとんど第2の父親のようだった。いつも僕を助けてくれたよ」と、恩師との絆を語った。
昨シーズンはゴールを決めることが出来なかったフェライニだが、今シーズンになってリーグ戦24試合に出場し、1年越しの移籍後初ゴールを含む5得点を記録している。