ヴォルフスブルクでプレーするデ・ブライネ [写真]=Bongarts/Getty Images
マンチェスター・Cがヴォルフスブルクに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの獲得を目指していることが明らかになった。9日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』が報じている。
現在23歳のデ・ブライネは、昨シーズンの後半からヴォルフスブルクへ移籍。今シーズンは2位と躍進を遂げるチームの中心として、リーグ戦31試合に出場し10ゴール19アシストを記録している。
昨シーズンのプレミアリーグ王者として迎えた今シーズン、マンチェスター・Cはチェルシーに独走での優勝を許してしまった。チャンピオンズリーグでも結果を残すことは出来ずチームの改革が求められる中で、デ・ブライネに白羽の矢が立てられた。
しかし、ヴォルフスブルクとデ・ブライネは2019年6月末まで契約を結んでおり、さらに1年の契約延長を行おうとしている。仮に契約が延長された場合、マンチェスター・Cはヴォルフスブルクに対し4500万ポンド(約83億2500万円)近い移籍金を払う必要があるようだ。また、選手本人もドイツでの成功に満足しているようで、移籍へのハードルは高い。
3月にマンチェスター・Cからの関心が伝えられた際、同選手は「今のところはもう1シーズンヴォルフスブルクに残る」と残留を示唆した一方で、「クラブが誘惑されるようなオファーが届いたら僕も嬉しいよ」と移籍の可能性も否定はしなかった。
果たしてマンチェスター・Cは同選手を獲得できるのか、今夏の移籍市場に注目が集まる。