モウリーニョ監督(右)とジェラード(左)(写真は1月のもの) [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第36節が10日に行なわれ、リヴァプールは敵地でチェルシーと対戦し、1-1で引き分けた。試合後、同点ゴールを決めた元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードがインタビューに応えた。大手メディア『ユーロ・スポーツ』がコメントを伝えている。
リヴァプールのユニフォームを身にまとったジェラードの姿を見られるのも、チェルシー戦を合わせて残り3試合。この日も、44分にジョーダン・ヘンダーソンのFKからヘディングシュートを決め、今シーズン8ゴール目を奪っている。
試合前には、敵将のジョゼ・モウリーニョ監督が「スティーヴン・ジェラードは間違いなく私の“お気に入りの対戦相手”の1人であり、私にとって“親愛なる敵”。私を監督として成長させてくれた1人だ」と、称賛の言葉を贈っていた。
これに対してジェラードも「私は彼(モウリーニョ監督)のことをとてもリスペクトしている。僕にとって彼は世界で最高の監督だ」と、同監督を尊敬してると明かしている。
また、モウリーニョ監督が「私はジェラードをチェルシーに連れてこようとした。インテルに連れてこようとしたし、レアル・マドリードにも連れてこようとした。しかし、彼は常に私の前に立ちはだかる存在であることを選んだ」と、合計で3度ジェラードの獲得を狙ったものの、実現しなかったと述べたことについては「もし僕がリヴァプール・ファンじゃなかったら、何度もサインしていただろうね」と、獲得を熱望されたことを喜んだ。
ジェラードは、今シーズン終了後に17年間過ごしたリヴァプールを離れ、アメリカ・MLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍する。