フライング？ U20ブラジル代表ナタン、SNSでチェルシー移籍を発表

　アトレチコ・パラナエンセに所属するU－20ブラジル代表MFナタンが、チェルシーへ移籍することを自身の公式インスタグラムで明かした。11日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

　以前からチェルシー移籍を噂されていたナタンだが、遂に正式な契約を結んだ模様だ。残すは公式発表のみとなり、同紙は移籍金として450万ポンド（約8億4200万円）がアトレチコ・パラナエンセに支払われると予想した。

　11日、ナタンは自身のインスタグラム上に、チェルシーのクラブハウスを訪れた際や、同クラブでメディカルチェックを受けた際、さらには契約書にサインしている写真を掲載。念願のビッグクラブ移籍について「一つの夢がかなった！ まず初めに僕の道を照らし続けてくれる神様に感謝したい。そして僕の才能を信じてくれたお父さんにもだ。家族や友人は本当にみんな僕をサポートしてくれた」と、家族の支えによって夢が実現したことを明かしている。

　移籍元となるアトレチコ・パラナエンセについては「本当に感謝している。僕のキャリアの大きな部分だし、6年間も過ごしたんだ」と感謝。移籍先となるチェルシーについては「僕を信じてくれたチェルシーにも感謝している。僕の新しいチームに全力を尽くし、チームの挑戦を支えたい」と新天地での活躍を誓った。

　最後には「WE ARE ALL BLUE（僕らはみんな青）」とチェルシーの愛称“ブルーズ”にちなんだセリフを口にしている。

　現在19歳のナタンは、2013年のFIFA U－17ワールドカップにも出場した攻撃的MF。2014年にトップチームへ昇格すると、昨シーズンは11試合に出場していた。