アーセナル戦で決勝点を決めたゴミス(右) [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第36節が11日に行なわれ、スウォンジーは敵地でアーセナルと対戦し、1-0で勝利した。同クラブは11月に行なわれた第11節の同一カードでも勝利しており、アーセナルに対してシーズン“ダブル”を達成。さらに、スウォンジーはマンチェスター・Uに対しても連勝しており、アーセナルとマンチェスター・Uの両クラブにシーズン“ダブル”を達成したリーグ史上3つ目のクラブとなった。同日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
第35節終了時点で8位につけているスウォンジーが、リーグ史上3クラブ目の快挙を成し遂げた。同クラブは、敵地で迎えた今シーズンの開幕戦でいきなりマンチェスター・Uを沈め、最高の形でシーズンをスタートさせた。さらに第11節ではホームでアーセナルに逆転勝利を収めると、第26節ではマンチェスター・Uにダブルを達成していた。
この日は敵地でアーセナルと対戦したが、地力で勝るアーセナルに試合を支配される展開が続いた。しかし、0-0のまま終盤まで耐えしのぐと、終了間際にFWバフェタンビ・ゴミスが値千金の決勝ゴールを奪い、貴重な勝利を収めている。
プレミアリーグを代表するビッグクラブ、マンチェスター・Uとアーセナルに連勝を収めたクラブはリーグ史上わずか3チームしかない。2006-07シーズンに初めてウェストハムが達成すると、2009-10シーズンのチェルシーがそれに続いた。
スウォンジーは、2011-12シーズンに初めてプレミアリーグへの参戦を果たした、“プレミアリーグ4年生”である。ウェールズに本拠地を置く小クラブが、歴史に名を刻む形になった。