2日のQPR戦でゴールを決めたリヴァプールMFジェラード [写真]=Liverpool FC via Getty Images
リヴァプールは、16日に行われるプレミアリーグ第37節でクリスタル・パレスと対戦する。リヴァプール所属の元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードが、今シーズンのホーム最終戦となる同試合に向けてコメントしている。クラブ公式サイトが13日に伝えた。
今シーズン限りでクラブを退団し、今夏にMLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍することが決まっているジェラード。17年間リヴァプール一筋の同選手にとっても、ホームのアン・フィールドでプレーするのはクリスタル・パレス戦が最後となる。
ジェラードは同試合を前に、「変な感じになると思うよ。間違いなくなるね」と明かすと、「僕のキャリアを支えてくれた家族や友達たち、そして僕にとっても、感動的な1日になると思う。それは、スタジアムだけでなく世界中で長年に渡って僕を見てきてくれた多くのサポーターにとってもだ」と感謝を込めてコメントしている。
また、試合については、「試合の日は僕に注目が集まるだろうけど、僕はそれが好きではないんだ。だけど、サポーターのために良いパフォーマンスを見せたいと思っている。そうすれば勝利できるだろうし、みんなからのお見送りも楽しむことができるからね」と、自身にとってのホーム最終戦を勝利で飾ることを誓い、「難しい日になるが、僕は試合を楽しむつもりだよ」とコメントした。
なお、勝ち点「62」でリーグ5位につけているリヴァプールは、残り2試合で4位のマンチェスター・Uとの勝ち点差が「6」。得失点差は「14」離れているため来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を得られるトップ4は絶望的となっている。だが、クリスタル・パレス戦で勝利すれば、5位が確定し来シーズンのヨーロッパリーグ出場権獲得となる。