16日の試合がホームでのラストゲームとなるジェラード [写真]=Getty Images
来たる5月16日、リヴァプールはアンフィールドにクリスタルパレスを迎え、今シーズンのホーム最終戦を戦う。LAギャラクシー移籍が決まっているスティーヴン・ジェラードにとっては、これがリヴァプールのユニフォームを着て本拠地アンフィールドで戦う最後の試合となる。
そんな“お別れゲーム”を前に、ジェラードの親友にして、戦友でもあったクラブOBのジェイミー・キャラガーは、解説者として出演した『スカイスポーツ』の番組でジェラードについてこんなコメントを送った。
「彼は試合を楽しみにしているだろうし、素晴らしい歓送会になるだろう。本当の最後は翌週のストーク戦(アウェーでの最終節)だが、私からすれば次がラストゲームだ。ずっとプレーしてきたアンフィールドでの最終戦だからね」
「彼が緊張するかって? それはないだろう。試合を楽しみにしているはずだ。ただ、だんだんと『もうここでプレーできないんだ』と実感していって、寂しくなるだろうね。彼が感極まりすぎて泣きじゃくらないことを願っているよ。サミ・ヒーピアみたいにね」
2008-09シーズン終了後に退団した元キャプテンのヒーピアは、ラストゲームを戦った後、人目をはばからずピッチで号泣した。だが一方で、12-13シーズンをもって引退したキャラガーは、アンフィールドでの最終節QPR戦を前に「オレはサミ(ヒーピア)みたいに泣き出したりしない。大人が泣くなんてみっともないからね」と話していた。
実際、そのQPR戦では、両チームの選手たちが花道を作って英雄に拍手を送る「ガード・オブ・オナー」で迎えられ、試合後も盛大なお別れセレモニーが催され、キャラガー自身も「オレは感傷に浸るタイプではないが、今回ばかりは感動した。この日のことは一生忘れない」とコメントしたが、それでも決して涙を見せることなく、笑顔でコップたちに別れを告げている。そんな闘将にとって、選手がピッチで泣き崩れる姿は“男の美学”に反することなのだろう。
だが、今回の“ジェラードお別れ会”に向けた準備は着々と進んでいる。
英紙『テレグラフ』によれば、土曜のパレス戦では、やはり両チームの面々が「ガード・オブ・オナー」でジェラードを迎える予定だという。彼を含むレッズの選手たちは、前節スタンフォード・ブリッジでプレミア王者チェルシーを称えるために同じことをして屈辱に耐えているが、今回はより温かい雰囲気になりそうだ。
さらに、アンフィールドのサポーターたちは、17年間にわたるジェラードの貢献に感謝を示す“モザイク(人文字)”を作るプランも立てているとか。
愛するキャプテンを送り出すべく、最高の舞台が整えられるアンフィールド。このような感動的な雰囲気の中で、果たしてジェラードはどんな反応を示すのか。
(記事/Footmedia)
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