ベンチ外となったセセニョン [写真]=Getty Images
ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)に所属するベナン代表MFステファン・セセニョンが、9日に行われたプレミアリーグ第36節のニューカッスル戦でベンチメンバーから外れたことに怒り、ニューカッスルから約320キロ離れた自宅にタクシーで帰っていたことが明らかになった。15日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
昨シーズンからWBAでプレーするセセニョンは、今シーズンもチームの主力を担ってきた。しかし、同選手は1月から就任したトニー・ピュリス監督との間に問題を抱えており、直近の3試合では出場機会が与えられていなかった。
そして迎えたアウェーでのニューカッスル戦。残留に向けた大事な一戦で、セセニョンは遠征メンバーに入りながらも遂にベンチ外となってしまった。これに怒った同選手はその足でタクシーに乗り込み、200マイル(約321キロメートル)離れた自宅へと帰ってしまったようだ。タクシー代金は400ポンド(約7万5000円)かかったとみられ、セセニョンの怒りのほどがうかがい知れる。
両者の溝は深まるばかりで、同選手は今夏の移籍市場でクラブを離れることになると伝えられている。