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完敗理由は早い優勝…モウリーニョ「競えないライバルクラブの責任」

2015.05.19

WBA戦に臨んだチェルシーのモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第37節が18日に行われ、チェルシーはウェスト・ブロムウィッチ(WBA)と対戦し、0-3で敗れた。試合後にチェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督がコメントしている。クラブ公式サイトが同日に伝えた。

 今シーズン、リーグ戦3試合を残し5年ぶりの優勝を果たしたチェルシー。だが、試合はU-21イングランド代表FWサイド・ベラヒーノのゴールでWBAに先制を許すと、選手同士が揉めて試合が一時中断している際に、スペイン代表MFセスク・ファブレガスがボールを相手選手に当てて一発退場。数的不利となったチェルシーはその後、ベラヒーノのPKと、北アイルランド代表MFクリス・ブラントのゴールで、WBAに0-3で完敗した。

 モウリーニョ監督は試合後、「早い段階でチャンピオンになった結果だよ。理想的なシナリオは、チャンピオンになった後、試合がないことだ。家に帰って休暇を楽しみ、プレーしないことだ。(優勝決定後)3試合を残すとき、バイエルンのようなことが起こりうる。3試合で全敗するようなことがね」と、敗因を語った。

 そして、「選手たちにも私にも少しずつ責任がある。そして優勝を争うライバルクラブも責めるよ。なぜなら彼らはシーズンの最後まで私たちと競えるほど良くはなかったからね」と、敗戦はプレミアリーグの他クラブにも責任があるとコメントし、「もし今日、優勝がかかった試合だったら、勝てたとは言わないが、より高いレベルで勝つために戦っていただろう」と語り、勝利へのモチベーションが足りなかったと明かした。

 また、セスクの退場については「こんな事で退場になったのは見たことがない。もう一度確認したいね。なんのための退場なんだ?どこに危険なことがあった?どこに悪意のあるプレーがあった?奇妙なレッドカードだよ。これで3試合の出場停止?もちろん厳しい判定だ」とコメントしている。

 チェルシーは、24日に行われるリーグ最終戦でホームサンダーランドを迎えて対戦する。

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