残留を決め喜ぶサンダーランドの選手達 [写真]=Getty Images
延期されていたプレミアリーグ第33節のアーセナル対サンダーランドが20日に行われ、0-0の引き分けに終わった。この結果、サンダーランドの1部残留が決定した。
残り2試合で勝ち点1を獲得すれば残留が決まるサンダーランドは、3位確保を目指すアーセナルの猛攻から逃げ切り、0-0の引き分けで試合終了のホイッスルを迎えた。これで勝ち点を38とした同チームは、最終節を残し18位ハルとの差を4に広げ残留を果たしている。
今シーズン途中からサンダーランドを率いてきたディック・アドフォカート監督は残留決定に歓喜の涙を流した。同日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が試合後のコメントを伝えている。
同監督は「クラブにとって本当に重要なことだ。チームはここ6試合において、練習でも試合でも素晴らしい働きを見せてくれた」と、アーセナル戦を含め直近5試合で負けのないチームを称えた。
そして、「我々には最終節にもチャンスが残されていることを知っていた。(17位)ニューカッスルや(18位)ハルに勝ちが必要なのもね。しかし、自分たちの力でこれを成し遂げたことが信じられないような感情を与えてくれた。それが今、我々全員が幸せでなければならない理由だね」と、他チームの結果次第ではなく、自らの力で残留を勝ち取ったことを喜んだ。
なお、チームを残留に導いたアドフォカート監督だが自身の将来については、「私は知らないよ。今は残留を決めたことが何より重要だ。来週に決定するだろう」と、明言を避けている。