マンUがベンゼマをターゲットに…デ・ヘアとのトレード案浮上か

　マンチェスター・Uが今夏の補強ターゲットとしてレアル・マドリード所属のフランス代表FWカリム・ベンゼマをリストアップしたという。26日、イギリス紙『ガーディアン』が報じた。

　アーセナルも獲得に動くと伝えられたベンゼマだが、昨年レアル・マドリードとの契約を5年延長したばかり。しかしカルロ・アンチェロッティ監督の解任を受け、同選手の将来も不透明になっているという。

　今シーズンのマンチェスター・Uはオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーが負傷離脱を繰り返し本来の実力を発揮できなかった。また、同じく不調に苦しんだコロンビア代表FWラダメル・ファルカオについて、買取オプションを行使しないと発表。そのため前線の補強が必須となっていた。

　同紙によれば、ベンゼマ獲得には4000万ポンド（約75億7000万円）が必要で、アーセナルとの争奪戦になることが予想される。そこでマンチェスター・Uは、レアル・マドリード移籍の噂が絶えないスペイン代表GKダビド・デ・ヘアとのトレードによって交渉を優位に進めることができると伝えている。

　現在27歳の同選手は、今シーズンのリーガ・エスパニョーラで29試合に出場し15ゴール10アシストを記録し、チームの主力として活躍した。