ベシクタシュを率いていたビリッチ氏 [写真]=Getty Images
ウェストハムは9日、スラベン・ビリッチ氏が新監督に就任したことをクラブ公式サイトで発表した。
ウェストハムは5月24日に、2011年1月からチームを率いていたサム・アラダイス前監督が退任。来シーズンに向けて、ビリッチ氏を3年契約で迎え入れた。
ビリッチ監督は、現役時代に1996年から1997年にかけて、ウェストハムに在籍。引退後は、母国のクロアチア代表や、ロコモティフ・モスクワなどを指揮した経験を持ち、2013年から今シーズン末までトルコのベシクタシュを率いていた。
約18年ぶりに指揮官として古巣復帰を果たしたビリッチ監督は、「ウェストハムに戻ってこれて嬉しい。世界最高のプレミリーグで戦うクラブだ。大きなチャレンジだよ」と喜びのコメントをすると、現役時代を振り返り、「ウェストハムは特別なクラブとして覚えている。プレーするには素晴らしいところだし、ホームだと感じていたよ」と語った。
そして、「監督を務めることは、大きな特権であり責任を感じている」と指揮官就任の意気込みを語ると、「ウェストハムのファンたちには『私は、ともに偉業を達成できるよう全力をつくすよ』と伝えたいね」とコメントしている。