移籍報道のデ・ヘアがアメリカ・ツアー帯同へ…マンU指揮官認める

　マンチェスター・Uを率いるルイ・ファン・ハール監督が、レアル・マドリードへの移籍が噂されるスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの今後についてコメントしている。10日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じた。

　6月初旬に一度はデ・ヘアのレアル移籍が合意に達したと報じられていたが、その後公式な発表がないまま、両チームは新シーズン開幕に向けた練習を再開させている。

　月曜からチームはプレシーズンマッチのためにアメリカへ渡るが、ファン・ハール監督は渦中のデ・ヘアも帯同させることを認め、「彼はとてもプロフェッショナルな選手だと思う。これまでに素晴らしい態度を見せてくれた」と、退団が決定するまでクラブに尽くすデ・ヘアを称賛した。

　また、フェネルバフチェへの移籍が濃厚と報じられているオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーについて聞かれると、「退団すると言いたい気分になったら言うよ。今はまだ違う。9月1日まで我々は選手売買の経過にいる。移籍市場での戦略を明かしてしまえば、他のチームが有利になってしまう。交渉が上手く進んでいるかという質問は論理的だが、私は答えることができないのだよ」と、明言を避けている。